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引原川 万ヶ谷 (宍粟市) [沢登り]

兵庫県と鳥取県県境近くの引原川万ヶ谷に沢登りに出かけました。紀伊半島以外の沢は久しぶりになります。国道から直ぐの簡単なアプローチで入渓し、時々の大滝と小滝が連続する急峻な谷でした。まとまったいい感じの沢登りですが、少し物足りなかったかもしれません。梅雨入り直前の晴れの日に遡行出来てラッキーでした。
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大峰南部 立合川(たちあごう)本流 [沢登り]

屈指の大渓谷の立合川の第2ゴルジュまでを遡行してきました。入渓は左岸遊歩道から北山峡方面の旧道の吊橋から入りました。“ふじんぼ滝” “よりきや淵滝” を巻いて、続く“はままつ滝”は洞窟から、次の支流の8mは正面から登攀してこなし、“銚子滝”は左岸からトラバス気味に登ると大滝35mの大ホールでした。あまり見たことのない絶景の空間でした。コンディションを選んだので水量はやや少なめと思われ、順調にやれました。所々には癒しのナメもあって、本日は楽しく会心の一本でした。
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唐谷川 (台高) [沢登り]

今年一発目の沢登りは唐谷川です。ここは台高の迷岳から北に流れる沢で、泳げる大釜と登れる滝、巻きになりますが大滝もあります。梅雨ですので天候水量に気をもんでいましたが、絶好のコンディションとなりました。陽が差し込んだ澄んだ水で泳ぐのは本当に気持ちいいです。既に水はあまり冷たくありません。難しいところもあまりないので楽しく遡行できました。ただヒルが多く、現地でも自宅に帰ってからも、徹底的にやられました。
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滝本北谷(南紀) [沢登り]

シーズン終わりに近づいているので南紀の滝本北谷に出かけました。起点の滝本集落は“ぽつんと一軒家”状態です。この沢は泳ぐようなところはなく、南紀らしい滝とナメのきれいな景観の中を進みました。滝の巻き道も比較的はっきりしています。きっちり1日行程でよく歩きシーズンを締めくくった満足の沢一本でした。


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激闘惨敗の父ヶ谷(台高) [沢登り]

父ヶ谷は台高宮川水系の本流溯行の出来る谷です。金曜日の大台ヶ原の降水量が100mmを越えていたので水量を気にしながら出発しました。林道が荒れているとのことで新大杉橋を渡ったところに駐車して林道を歩き、ガガ谷右岸尾根を下りました。通常伏流しているという父ヶ谷との出合いはダム湖のバックウォーターでかなり上までダム湖を泳がなくてはなりません。ガガ谷を登り返して林道を歩き、鎌滝を越えたところから再度入渓することに作戦変更して、やっと本谷に降りました。水は澄みきり天気も良いので楽しく溯行して行きますが、水量はやや多いようで小さい落ち込みにも難渋する場所があります。クグリと呼ばれる部分はとても正面突破出来る状態ではなく左岸巻きして懸垂で降りました。続く大釜三段3mも正面右側のチョックストーンにアブミを掛けて滝上には出ましたが、次の水路が激流で進めません。やけくそで大釜に飛び込んだところポケットに入れていた防水カメラが落ちて大釜の藻屑となってしまいました。完全にやる気をなくしここで終了、林道にエスケープして戻りました。従って溯行の写真はありません。
前夜はカラスキ谷公園で鍋パーティーをしました。頑張って山登りしているメンバーとで楽しい時間を過ごしました。私は毒舌を吐きまくっていましたので、翌日バチが当たり、帰ると足首をヒルに喰われていました。踏んだり蹴ったりでした。

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中奥川 鳥渡谷 [沢登り]

今年は猛暑が続いています。この季節は沢登りが気持ちいいのですが、メンバーそれぞれ事情を抱えて今日まで沢登りを計画することが出来ませんでした。その意味では今日はリハビリ沢登りですので、難易度が易しい中奥川の鳥渡谷を選択しました。
この沢の沢登りは我々だけでした。日差しは強く澄んだ水の中に陽が入りとてもきれいです。所々の泳ぎは体が冷えて気持ちいいです。立派な滝もあって楽しく遡行しました。メンバーもまた元気を出して山登りを続けていくことと思います。
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藤河内渓谷立松谷(大分県)弾丸沢登り [沢登り]

九州中央部には花崗岩地帯があって、大きい岩壁やその麓には花崗岩が浸食された渓谷があります。大崩山の祝子川が有名ですが、今回は“さんふらわあ”の弾丸フェリーを利用してアプローチが楽な藤河内渓谷立松谷に行ってきました。大分港からレンタカーで1時間半走って藤河内渓谷駐車場に入り、本谷合流部の「おもいで橋」から、観音小滝を過ぎた分岐部までを遡行しました。沢に入ると花崗岩の全面ナメで素晴らしい景観です。時折ボルダームーブが出てきますが、ラバーソールがしっかりグリップします。確保用にロープは結構使用しました。水は澄んでとてもきれいです。晴れの良い天気ですので、なるべく水流を外さず泳ぎまくってきました。渓相良し、天気良し、フェリーも良しで楽しい沢登りとなりました。
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台高 武木川下部ゴルジュ [沢登り]

どうにも我慢できなくなったので、奈良方面、台高の武木川に出かけました。ここは川上村役場から近くで、アプローチが楽です。突然の思いつきでメンバーが調達できなかったので単独で行きました。一人なので自重しながら行くつもりでしたが、ここの岩はラバーソールをよくグリップするので大半の滝は登ることができました。近場としては面白い沢だと思います。ただ武木集落の取水源になっているようなので大人数の入渓は控えるべきかもしれません。終盤10m滝で舗装された林道にでるので下山も簡単でした。十分に沢水に浸かったので、やっと体が冷えました。
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大峰 小谷川 [沢登り]

大峰の小谷川は白川又川の一本北の比較的小さい流域です。今日は水量はやや少なめ天候晴れで、登りやすいコンデイションでした。ここは登攀系の沢ですが、8~10m程度の滝がほとんど直登出来ます。カムを使いハーケン打ってロープを固定して、どんどん登って行きました。メンバーのチームワークが良いので、滝もスムーズに通過して楽しく遡行出来ました。
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前鬼川で沢靴慣らしウェット慣らし [沢登り]

メンバーの一人が新しくラバーソールの沢靴を購入したので前鬼に沢靴慣らしに出かけました。コースは前鬼トンネルから通常ルート10m滝までの泳ぎ優先コースです。晴れているので水の中に陽が入りとてもきれいです。水温はまだ低めで半袖ウェットでは少し痺れました。今日は全くチャレンジングな沢登りではありませんが、油断していたら終盤でトラブルになりかかりました。反省です。沢登り、バックカントリー、こういうのは舐めたらダメです。
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「クリフハンガー」を購入 [沢登り]

岩登りの道具の中には、岩壁の襞のようなところに引っ掛けるフックのようなものがあります。大岩壁でこんなものに乗るのは勘弁してほしいですが、沢登りには有用な場合があります。激流のゴルジュの途中で側壁に引っ掛けてレストしたり、下が水なので落ちても問題ない場合の滝登りなどです。前回の沢で今まで使ってたペッツル社スカイフックを不注意で滝壺に落としてしまったので、今度はブラックダイアモンド社のクリフハンガーを購入しました。あまり使いたくないですが、使う時はちゃんと効いてほしいものです。


台高 中奥川本流は素晴らしい景観 [沢登り]

今年は大雨がないので今日で8回目の沢登りです。以前から気になっていた中奥川本流に出かけてきました。ここは沢登りの対象となる支流がたくさんありますが、本流の渓相が良さそうなので一度行ってみたかったところです。中奥集落あたりから入渓すると大釜の滝があり、その後は滑床の本流が続きます。鳥渡谷出合を過ぎるとゴルジュ模様となり大釜の迫力ある滝が続きました。これは本流好きの私には嬉しい誤算でした。水は澄みきって綺麗です。楽しい沢登りをしました。

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定番の「前鬼川」ですが・・。 [沢登り]

沢登りに行く2~3日前からは、国土交通省「川の防災情報」サイトで当該箇所の雨量と水位を確認しています。昨日は夕方から前鬼で70mmの豪雨があったので、水量を心配しながらも、沢が広いので何とかなると考え出かけました。前鬼林道に入ると流された土砂で、結構大変な状況です。何回も車を止めて、石をどけながら進みました。ルートは私が好きな前鬼トンネルからの下部前鬼川に入りました。ここは滝があったり淵が連続して通常の前鬼コースよりは面白いと思っています。いつもより水量が多いのでしっかり泳ぎました。ここの水はきれいです。

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大峰 下多古川下部ゴルジュ [沢登り]

下多古川の下部には適度な滝が連続するゴルジュ地形があるので出かけてみました。スタートの6Mは左壁からバンドをたどって登り、続くほとんどの滝も直登しました。登れる滝が多いので楽しいですね。夜は近くの某所で大宴会、これも良かったです。

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大峰南部 葛川本流で泳ぎたおす [沢登り]

2~3年前の夏は雨ばかり降っていたように思いますが、今年は暑い日が続いています。今日の葛川本流は泳ぐ沢登りとして知られていますので、出かけてきました。入渓点は通常の場所より少しだけ上流よりにしましたが、順調に下ることが出来ました。すぐに問題の激流ポイントですが、問題なく越えることが出来ました。どうも水量がやや少ないようです。そのために結構ヌメっています。その後はゴルジュの泳ぎの連続、泳ぎ、泳ぎ、堪能しました。暑い日は最高ですね。

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台高 本沢川本流遡行&白倉又谷下部キャニオニング [沢登り]

このところの沢トレシリーズとして今日は本沢川に出かけました。コンディションも良く難しいところもないので、コース取りはすべて水流ど真ん中で小さい落ち込みもボルダームーブで突撃して行きました。メンバーもクライミングは上手なので無難についてきます。本流遡行は午前中で終わり、午後からは白倉又谷下部のキャニオニングコースに行きました。ここでは迫力のスライダーで滑り、絶好の天気のなか、澄み切った水で一日戯れました。

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大峰旭の川本流は小石で埋まる [沢登り]

真夏の絶好のコンディションになったので旭の川を遡行してきました。ここは泳ぎまわる本流が楽しめるところで好きな所です。既に冷たくはない水の中をどんどん進みますが、途中から何か様子が変になってきました。以前の滝壺、大釜、深い淵が小石に埋め尽くされています。昨年この谷の上流部で崩落があって、谷が小石に埋められたという話は聞いていましたが、中流部まで変わっていました。もうダイナミックな本流遡行にはなりませんね。今日は泳ぎ足りません。

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大峰 滝川本谷 [沢登り]

まだ梅雨は明けませんが、コンディションは良いので大峰の滝川本谷を遡行してきました。笹の滝駐車場から不動滝までの短い間ですが、ここには素晴らしい景観が詰まっています。本日沢デビューのメンバーがいますが、楽しんでいただけたと思います。前回来た時より水量もしっかりあって、泳ぎまくってすっすり涼しくなりました。今年は猛暑が予想されていますので、また泳ぎたいものです。

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台高 三之公川明神谷界隈で張替えイドログリップを試し履き [沢登り]

古いフェルト沢靴をビブラム社のラバーソール(イドログリップTM)に自分で張替えたので、試し履きに行ってきました。場所は一人でも問題なく、ソールが剥げても逃げる登山道が近くにある三之公川明神谷です。またここは川上村の水源地の森になっていて立ち入り禁止エリアがありますが、イマイチよく分かりません。駐車場からすぐに沢に入り途中でキノコ股谷を詰めたりして明神谷に戻りました。張替えたイドログリップソール(旧型で現在の市販靴のソールとは違う)ですが、結論から言うと問題なく実用に耐えます。モンベルのラバーソールとの比較はモンベル品の方が上のように感じますが、これは今回のソールが新品で馴染んでないことや、ややラバーが固いことに慣れる必要があるように思います。百均のボンドもちゃんと接着していました。自分でやれば2500円少しで出来ますので、これは魅力ですね。本日の水は既に温み、これから沢のシーズンになります。

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沢靴のソールの張替え・一応出来た [沢登り]

ラバーソールを接着して重りをのせて24時間、見た感じは一応貼れています。近い内に試し履きしますね。2年前からモンベルのラバーソールを履いていますが、岩のフリクション、微妙な巻き道、下りの林道などラバーソールが圧倒的に使い易いです。苔は滑りますがフェルトでも滑るときは滑ります。自分でやる張替えは今回初めてでしたが勉強になりました。細かいコツがあります。最近はお金持ちの中高年の方がお店に勧められるままにハイスペックの登山道具を買われているようにも思いますが、道具は使ってなんぼですし、必要な機能が分かっていれば登山用品以外に安くて良いものがあります。ユニクロのウェアも良いですし、沢用品も釣り具屋さんにもあります。これらを使い易いように自分で手を加え、道具を使いこなすことが大切ですね。


沢靴のソールの張替え・その後 [沢登り]

フェルトソールの引きはがしに苦戦して土台の靴裏も傷んでしまいましたが、このまま置いておいても仕方ないので予定どおりラバーソールを貼ってみることにしました。ビブラムのイドログリップの交換用ソールがAmazonで2548円で売っていたので昨晩ポチッとクリックするとすぐに届きました。ただしこのソールはパタンが旧型で現在市販されている沢靴のソールとは違います。製品は二枚のシート状ですので、靴裏に合わせてカットしサンドペーパーで接着面を処理して、ゴム用ボンドG17で接着して、ベランダストッカーの下で押さえています。これで一晩おけば何とか引っ付くと思いますが、実用できるかどうかは試してみないといけません。


沢靴のソールの張替え失敗か? [沢登り]

そろそろ沢登りの季節です。最近はモンベルのラバーソールの沢靴が調子良くて、こればかり履いています。もう 一足のフェルトソールは一回張替えして、それも擦り減って使ってないのでラバーソールへの張替えにトライしました。ネットで古いフェルトソールを剥がす方法が出てるので、そのとおりにお湯で接着剤を温めてペンチで剥がしてみますが簡単には剥がれません。アルコールを振りかけたりバーナーで直火で炙ったり大苦戦です。既に時代物の靴ですので、土台のゴムもかなり傷ついてしまいました。このままビブラムのイドログリップに張替えて信頼性があるのか、ホームセンターでフェルト買って張った方が上手くいきそうな気もしますし、それともきっぱりと捨てるか少し考えてみます。

大峰の沢を登らず [沢登り]

本来は南紀の泳ぎ系沢を予定していましたが、降水確率が高いので、何とか出来そうな流域の狭い登攀系沢に目標変更し早起きして出掛けました。車で走っていくと明け方からパラパラ降り出して、川上村あたりにくると結構な雨になりました。道の駅でスマホの雨雲の動きを確認しながら時間調整して、予定林道終点まで行って水量確認しました。多少濁りが入って結構な水音とともに流れは真っ白になっています。ここの3ヶ所のゴルジュは滝をたくさん登らないといけないので、無理と判断して引き返しました。以前であれば無駄に突っ込んで、しこたま水を飲んでから引き返したと思いますが、最近は賢明です。その後ドライブで気になる沢を偵察しながら大峰を周回して戻りました。今年は秋が早そうなので再訪のチャンスが残されているでしょうか。

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池郷川本流中間部(堰堤~コンコン滝) [沢登り]

猛暑になりました。こんな日は泳がずにはおられません。
池郷川は紀伊半島を代表する渓谷で下流、中上流部には困難なゴルジュがありますが、今回は下流ゴルジュ終了部から困難な中流部が始まる前までを、泳ぎまくって遡行してきました。メンバーは泳力のある3名です。
池郷林道の標高524ポイントから明瞭な仕事道をたどれば簡単に谷底の堰堤に降りる事が出来ます。最近降雨がないので水流は落ち着いていますが、本流ですので水量は太くバカでかい岩もゴロゴロしています。澄みきった水に強い陽の光が入って、とてもきれいでした。前半CS5mは左凹角、中盤の細かい滝を登って、いっぱい泳ぎながら進むとコンコン滝に着きました。この滝は手前ゴルジュに飛び込んで側壁の穴状を抜けると吊り橋に出ました。石ヤ塔の岩峰が迫力です。ここにはクライミングルートがあり魅力的ですが、既に私にはこれを登る力はありませんね。
大好きな泳ぎの本流遡行ですが、本日も十分楽しませてもらいました。

スタートあたりの瀞場、泳ぐ
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CS5m滝
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泳ぐ
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泳ぐ泳ぐ
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コンコン滝
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滝に近づく
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スライダーで遊ぶ
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石ヤ塔
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台高・増水の備後川瀬戸小屋谷で奮闘 [沢登り]

ずっと紀伊半島のアメダスで降雨量チェックし成算ありと判断しましたが、昨夜から雨となってしまいました。早朝に出発し酷い備後川林道を走って入渓地点の大谷出合いに来ると、濁りはないものの凄い水量です。本来は瀞場の泳ぎからのスタートですが、とても泳げる流れではありません。少し考えて、林道でエスケープし大谷と瀬戸小屋谷の分岐点に降りることにしました。瀬戸小屋谷は何とか行ける感じですが、普段なら簡単な小滝も巻いたり、シャワーで水流と格闘でした。上部の二股直前で枝沢をたどって林道に上がりました。やはり梅雨真っ最中で、なめたらダメです。なお、ヒル被害は1名2ヶ所でした。

出だしの滝
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水量が多いので普段は簡単な場所も大変
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普段は通らない巻きルート
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台高 中奥川・鳥渡谷 [沢登り]

本当は次週から沢登り開始のつもりでしたが、ワンチャンスの好天で待ち切れずに中奥川に出掛けてきました。鳥渡谷へ上がる林道分岐付近に駐車して、まずは本流を遡行します。本流は泳ぎや落ち込みがあって結構楽しく、このまま本流を行く手もありますね。。鳥渡谷は出合いの4m滝、すぐのオイ滝16m、岩壁沿いのツボノ谷滝17mはすべて巻いて上がり、連続する小さい2m滝などはトレーニングのつもりで無駄にシャワーで突進しました。終盤は簡単に林道に出て駐車地まで戻りました。コンパクトにまとまって、ほぼ3時間のお手軽コースで体慣らしには良かったと思います。来週も天気良くなれよ。

本流のCS滝 泳ぎきれなくてCS下を突破できず
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出合い4m滝
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オイ滝16m
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中間部
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ツボノ谷滝17m
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台高・本沢川本流(Pメンバー) [沢登り]

今日は岳連Pメンバーの沢登り山行でしたので、お手伝いに行ってきました。雨続きの8月でしたので山登りもひと月ぶりになります。今回も前日まではっきりしない天気予報だったので幹事さんはイライラしたと思います。
ここは本流ですので8月の雨で水量が多いと思っていましたが、下見の時よりやや少ないくらいで楽に遡行できました。参加された方は経験者から本日初めての方まで様々ですが、このような泳ぎ要素の多いところで楽しんでいただけたでしょうか。
Pメンバーは沢登り希望者が多くて山行時はサポートメンバーが必要なので、またお役に立てることあれば手伝いしますよ。

屏風滝
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水の中を進む
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泳ぐ泳ぐ
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大峰・白川又川本流下部(茗荷谷出合から取水堰堤) [沢登り]

この熱気でおそらく今日が今年一番の沢登り日和だと思います。ガンガン泳ぐためにウェットスーツ+ライフジャケットで本流に突撃してきました。
白川又川は弥山・八経ヶ岳東面を流域として、池郷川とも並ぶ大峰のダイナミックな渓谷です。本日はこの最下流を遡行しました。茗荷谷ゲート手前に駐車して茗荷谷に架かる橋の袂から簡単に本流に下れます。最初は河原歩きと所々の淵を泳いで進みました。十郎谷出合あたりから巨岩累々の地形になり、いきなりゴルジュの70m淵、30m淵、40m淵と水泳大会です。途中の5m滝は簡単に登れます。その後すぐに迫力の13m滝、これが“ぼたもち滝”でしょうか。これは登れないので左岸を少し戻った枝沢の滝の右壁をロープを出して登りました。この滝の落口からは簡単にへつって本流に戻りました。巨岩の中に25mの塔が立ち、所々のプールのような淵には陽が入りとてもきれいです。出来るだけ水に浸かって進み取水堰堤に着きました。ここまで3時間15分、少し早すぎました。これより上流は水量も増えて大ゴルジュがありますが、これは次回にとっておきます。堰堤からは階段で林道に戻り、ここより1時間弱で駐車地に戻りました。
今日は水も温み存分に泳ぎました。ここは難しくもなく人気も少ないので良いところだと思います。

本流最初の淵
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本流
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中盤の70m淵
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ゴルジュ中間5m滝
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13m滝
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終盤のプール
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台高・東ノ川奥西の谷 [沢登り]

天候が読みずらいのでリストアップしていた候補地から、小雨でも行動出来そうな東ノ川奥西の谷に行ってきました。メンバーは前々回大栃谷と同じ顔触れです。林道から西の谷核心部ゴルジュのすぐ上に降りるつもりでしたが、予定より少しだけ上流に降りたようです。出だしの直瀑10Mと直後の狭まった6Mはやってみたかったのですが、小雨模様だし安全第一で巻き上がりました。その後ワイドな斜瀑2連発を滑らないように登って、暫く平流をたどると二つ目のゴルジュです。立派な30Mはギリギリまで接近してシャワーで右にトラバスしたのちルンゼから巻き、最後の連瀑の右岸巻き道から直接林道に上がりました。今日はコンパクトに終わりましたが、梅雨終盤の雨ですからこれで良かったと思います。帰路は土砂降りの雨になってきました。なお、本日のヒル被害は2名/4名でした。やられたわ(怒)。

ワイドの斜瀑
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終盤の連瀑
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シャワーで奮闘のKさん
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やりたかった6M                                        終盤30M
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南紀・烏帽子山高田川栂谷 [沢登り]

梅雨で天気予報が読みずらいので小雨程度でも動けそうな南紀の高田川栂谷に出かけました。ここは新宮の那智の滝の山のほぼ裏側になり、付近には道路から大きい滝がたくさん見ることが出来て秘境の雰囲気があります。また近くにある雲取温泉は乳白色のなめらかな良いお湯です。
最近は早く目が覚めるので準備をして5時に沢に入りました。昨日の雨で水量は少しだけ多いですが、水は大峰ほど冷たくはありません。この谷には切り立った大滝はなく、ナメ滝-釜-ナメ-釜のパタンです。見どころはヤケベ岩という岩壁下を流れるナメの水路です。難しくはありませんが、滑り台を下から登るようなものですから滑る訳にはいきません。このため今回はフェルトソールの沢靴でやりました。その後「さわナビ」さんの遡行図どおりに行って順調に烏帽子山に登りました。太平洋の見える絶景でした。

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