クライミングの映画が封切られたので行ってきました。「フリーソロ」とはロープを使用せず、支点も利用することなくクライミングすることで、ミスして落ちれば取り付き地点まで落下してしまいます。世の中には、とんでもない斜面をスキーで滑ったり、ムササビのようなウィングスーツでスカイダイビングしたり、洞窟で潜水したり、どう考えてもヤバいことがありますが、「フリーソロ」はその中でも最も危険だと思います。映画は主人公がヨセミテのエルキャピタンをフリーソロで登るドギュメンタリ―ですが、最後の方はあまり見たくないほど怖い場面が続きます。このルートは「フリーライダー」でルート図を見ると最高ピッチグレードは5.12dになっていました。フリーソロは極端ですが、クライミングをする動機はクライマー皆んな同じような思いがあると思います。最近は大した思いもなく、クライミングやバックカントリーや沢登りする人がいますが、この類のことは覚悟が求められます。