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ボルネオ島遠征・グヌンムル国立公園の洞窟 [ケイビング]

キナバル登山の後は洞窟です。
サラワク州のグヌン・ムル国立公園はジャングルの中の大石灰岩地帯で地下には大洞窟が形成されています。コタキナバルからはミリという都市を経由してムルへ飛行機で入る事が出来ます。そこそこ立派な飛行機から地上を見るとアマゾンのような景色でした。空港のすぐ近くに立派なリゾートホテルがあってここに宿泊しました。

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まずはホテル横のメリナウ川をボートで遡ってウィンドケイブ、クリアウォーターケイブに向いました。ガイドはフィリップさんです。濁ったジャングルの川を細いボートで行くと気分はインディージョーンズです。

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途中にはプナン族の村があります。

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この二つの洞窟は繋がっていて全長は170Km以上との事です。今回はほんのサワリの部分だけでしたが奥への通路にとても魅力を感じました。竪穴でイギリス隊が探検した残置ロープもありました。洞口には大きい葉っぱが一枚だけの変な植物やバクテリアによって溶触された石灰石がみられます。内部も珍しい生成物を簡単に見る事が出来ました。ホンマに素晴らしい!
国立公園では公開している4ヶ所の洞窟以外に経験者を対象としてアドベンチャーケイビングとして約10ヶ所の洞窟を開放しており、この連結部分もコースのひとつに入っています。
Windwater cave(下部洞口)

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次は公園本部から3Kmのジャングルトレッキングでディアケイブとラングケイブに向いました。ディアケイブは長さは2Km程度ですが非常に大規模です。グアノ(コウモリの糞)の臭いは強烈ですが発光する変な虫も見られました。またラングケイブは二次生成物がきれいな洞窟です。

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夕方ディアケイブから200~300万匹のコウモリが飛び立つ姿がドラゴンに似ていると云われて粘りましたが当日は小規模なものしか見られませんでした。

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今回は短時間でしたが興味深いものが多かったです。様子がわかりましたので次回はアドベンチャーケイビングでの再訪したいと思いました。
最後にまたコタキナバルに戻りました。市場にいくとキナバル山のほとんどのガイドがはいている靴があったので買って帰りました。7RM=200円の靴です。洞窟で使ってみようと思っています。

キナバル山と洞窟をまわる本当に楽しい遠征でした。また行けるように少しバイトでもしましょうかね。


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