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ボルネオ島遠征・キナバル山(4095.2m)登山 [海外登山]

マレーシア・ボルネオ島に行って来ました。ボルネオはマレー半島東方の大きい島でマレーシア・インドネシア・ブルネイ領に分かれています。熱帯雨林のボルネオにはキナバル山と巨大洞窟のあるグヌン・ムル国立公園の二つの世界自然遺産があり、今回この両方を目指しました。
キナバル山登山のスタート地点はコタキナバルです。以前ダイビングに凝った時期があってコタキも二回目の訪問になります。週2回は関空から直行便が飛んでいて今回は少し遅れましたが約5時間半で到着しました。私はアジア好きですが特にマレーシアは食べ物も美味しく、人々は小柄で親切で、目つきの悪い輩も少ないように思います。今回予約したホテルは安価で清潔で非常に良かったです。
翌早朝よりキナバル山登山のベースとなる国立公園本部に向いました。近づくにつれて岩の塊のような山が大きくなっていきます。公園本部で登山手続きをし、ガイドのフレンディさんと合流して1860mから登山開始しました。登山道はよく整備されていて、入山者を制限しているので混雑することはありません。この日の日本人は我々だけで、オランダ・スウェーデン・中国人などと登って行きました。午前中は天気が良いのですが、毎日お昼頃からはガスがかかり雨になるようです。熱帯の珍しい植物が見られます。壺のようなのは有名な食虫植物のウツボカズラです。

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約5時間半で3270mのラバンラタレストハウスに着きました。2段ペットでシーツが交換されていてレストランもある快適な小屋です。日本の小屋も見習わなくてはいけませんね。小屋の上部はすごい岩壁です。
翌日は深夜の1時半に起床し2時半よりヘッドライトをつけて頂上を目指しました。所々岩場が出てきますがロープが固定されていて全く問題はありません。頂上近くは岩の台地でいろいろな形のピークがありますが最高峰はロウズピークで4095.2mです。高度障害が出ないようにゆっくりと登り6時前に板さんと共々頂上に着きました。壮大な景色です。
今回はトレーニングも順調で、ある程度余裕を持って登る事が出来て念願の海外4000m越えを達成しました。


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この後は、いつもの癖で長居は無用とばかり早々に下り登山ゲートにはお昼に下りてきました。ガイドさんありがとうございました。
キナバル山麓には旧日本軍が見つけたポーリン温泉というところがあり予約していました。途中に世界最大のラフレシアが咲いたので見世物にしているおばちゃんにつかまり見学料を払って見に行きました。開花後6日目というところで少し枯れてきています。
ポーリン温泉はきれいな施設ですが、家族風呂のような小風呂に水着着用で入らなくてはならないので日本と少し違います。ここで一泊して筋肉疲労をとって翌日コタキナバルに一旦戻りました。


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