SSブログ

第2回東北遠征 岩泉・素岩の穴 [ケイビング]

地元の東山CCのK地さん、Y口さん、東京の地R元からC葉さん、テツさん、K田さん、そして我々CSLのCAVEMANと私の7名で岩泉・素岩の穴(はだかぐらのあな)を目指しました。素岩の穴は東北で最も深いクラスの竪穴で30年前位に探検されていますが、その後はほとんど入る人がいなかったそうです。K地さんからの情報では-87mで最深部を通過すると急傾斜のチムニーの登りでV字型の形態の洞窟です。
11月12日 洞内滞在時間2時間
CAVEMANと仙台を出発して昼に岩泉に到着しY口さんと合流しました。先週、K地さんとY口さんによる予備調査で洞口が見つかっていないので、今日は3名で洞口探索です。幸いプロット図とGPSのおかげで簡単に発見することが出来ましたので早速入洞しました。洞外にバックアップをとり100mローブで下りていきます。人が入ってないので浮き石と洞巾が1~2mと狭いので落石要注意です。20m下降した第一テラスで引き返しました。18時頃には旅館でK地さんと合流し夜もいろんな話を聞かせて頂きました。


0511141.png

11月13日 洞内滞在時間6時間
先発として、m-spider、Y口さんで昨日の下降点から更に下ります。使えそうな残置ピンに適宜ボルトを打ち足して下降し、“踊り場”-40mです。ここから狭部を通過して直径2mのパイプのような斜洞からまた竪穴に入ります、そろそろロープがなくなる心配をしかけた時に“戻りの間”-80mに到着しました。ちょうど100mロープの末端でした。この後は天井の低い砂利道を抜けると最後のピット-3.8mですが装備切れです。
しばらく待っていると、元気溌剌の地R元とK地さんが時々の落石と伴に下りてきましたので、撤収をY口さんにまかせて順次ユマーリングで戻りました。

0511142.png

当初は山根あたりの横穴少しと温泉を考えた東北ツアーでしたが、気がつくと100mロープと電動ドリルとガチャ類にまみれてワクワクドキドキの初見の竪穴探検で、新鮮な感動がありました。計画をセットしていただいたK地さん、重装備で後続してくれたY口さん、速攻の地R元の皆さんありがとうございました。


コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0