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クライマー パタゴニアの彼方へ [日々のつれづれ]

今年は春先から山岳映画が続いていますが、見たい映画が先週封切られて今日がサービスディなので見てきました。この映画はドキュメンタリーで、最強競技クライマーが南米パタゴニアの“セロトーレ”という岩峰をフリー化して登るというものです。パタゴニアには高峰はありませんがベストシーズンの夏でも強風が荒れ狂って登山条件は最悪と言われています。その中でセロトーレは非常に困難で、いわくつきの登攀の歴史があります。ドギュメンタリーですから驚くような物語の展開はありませんが、主人公のデビット・ラマがアルピニストとして成長していく過程がよく分かります。トライ3年目で好コンディションを得てフリーで登る様子は凄い画像です。最終ピッチでピンが取れなくてランアウトしてロープを伸ばしている姿は見ているだけで怖ろしくて肩が凝りました。一般の方はどうか分かりませんが、思ったより良い映画でした。目標を持ってクライミングしている人は是非見て下さい。

無題.jpg


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コメント 2

KI

ダヴィット(デービット)・ラマですね。
室内ジムと外岩ボルダーを子どもの頃からはじめて、コンペクライマー
それからアルパインクライミングへ。

正当派の山登りからでなく、コンペクライマーからの転身って。最近
結構居るそうですね。ジムのモニターで何度も予告編見ました。
9月も雨の休日などに行こうか思案中です。
by KI (2014-09-01 22:58) 

Spider

セロトーレは特異な悪魔的な美しさがありますが、お隣のフィッツロイは堂々とした岩壁で、映画の中では空撮で綺麗に見れます。また彼らがトレーニングしたドロミテのチマグランデ北壁も迫力です。
是非見に行って下さい。
by Spider (2014-09-02 17:14) 

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